朝起きて天気が気になるように、今日の相場予想も気になるところです。
朝の出勤前の有効な時間の活用方法は、まず為替の動向をチェックすることから始めます。
これは輸出大国ニッポンの宿命です。日本株は為替動向に左右される事が多く円高には注意が必要です。一般に円高は、悪材料としてとらえられます。
為替を把握しておくことは円高で株価動向が思わしくなくなった時に、株取引を控え、その代替え資産運用に外貨貯金を選択といった手段が考えられるからです。
為替動向のチェックが終われば、Netニュースやメールのチェックでしょうか。証券会社にはメールニュースを配信している会社もあります。新聞を読んだり、TVで経済ニュースを見るのも良いでしょう。ここでチェックすべきことは、悪材料がないかどうかです。
初級編では、情報に左右されない四半期決算取引を推奨していますが、これは買いの場合のみです。買いは恐る恐る、売りは素早くが鉄則です。(相場格言 売りは早かれ買いは遅かれ)
株価は上がるときは徐々に、下がるときは急激に変化する傾向は先に説明しました。売りのタイミングは、経済情報に悪材料が出た時です。悪材料は早く情報収集して対応する必要があります。
朝の経済ニュースや新聞でチェックすべきことは、悪材料のみです。その他は、夜の暇な時で十分です。